雨・体調・時期に迷ったときの神社の考え方
「お宮参りって、生後1か月って聞くけど本当?」
「雨の日でも行っていいの?」
「体調が心配で延期したら失礼になる?」
初めてのお宮参りは、
**“ちゃんとやらなきゃいけない行事”**というイメージから、不安になる方がとても多いです。
この記事では、
神職として、そして子どもと関わる立場から、
お宮参りの本当の意味と、迷ったときの考え方をやさしくお伝えします。
そもそもお宮参りとは何をする行事?
お宮参りとは、
- 無事に生まれたことへの「感謝」
- これからの健やかな成長への「祈り」
この二つを、
その土地の神様(氏神さま)にご報告する行事です。
大切なのは
「決まった日に行くこと」や
「立派な服装をすること」ではありません。
👉 感謝と願いを伝えること
これが、お宮参りの本質です。
お宮参りはいつ行くのが一般的?
よく言われる目安は次の通りです。
- 男の子:生後31日目
- 女の子:生後32日目
これは、昔の習慣に基づいたものですが、
**あくまで“目安”**です。
現代では実際に、
- 生後1〜2か月
- 首がすわってから
- 気候が落ち着いてから
このようなタイミングで来られるご家族がとても多いです。
👉 神社側は
「遅い」「失礼」
とは一切思っていません。
雨の日にお宮参りをしても大丈夫?
結論から言うと、
雨の日でも問題ありません。
神社では、雨は
「禊(みそぎ)」
=清めの象徴
と考えられています。
ただし、赤ちゃんとお母さんの体調が最優先です。
- 雨で冷えそう
- 移動が大変
- 無理をしてしまいそう
そう感じたら、
日を改めて大丈夫です。
👉 神様は
「無理して来なさい」
とは言いません。
赤ちゃんやお母さんの体調が心配なとき
神職として、はっきりお伝えします。
体調が万全でない状態で来る必要はありません。
産後のお母さんは、
- 睡眠不足
- 体力の回復途中
- 心も揺れやすい時期
です。
お宮参りは
がんばって行く行事ではなく、整ってから行く行事。
これが、神社の本音です。
お宮参りがかなり遅くなってしまった…大丈夫?
よくあるご相談です。
- 半年を過ぎてしまった
- 1歳近くになった
- 七五三と一緒でもいい?
👉 すべて問題ありません。
神社では、
- 「お礼参り」
- 「初めてのご挨拶」
という形で、いつでもお受けしています。
大切なのは、
いつ行くかではなく、感謝を伝えること。
服装はどうすればいい?正装じゃないとダメ?
赤ちゃん
- ベビードレス
- 普段着
どちらでもOKです。
親
- 清潔感があれば問題ありません
- スーツでなくても大丈夫
👉 神社が見ているのは、
服装よりも親子の無事と安心です。
神職として本音で伝えたいこと
お宮参りで、
- ちゃんとできたか
- 失礼じゃなかったか
を気にする必要はありません。
神社は、
評価される場所ではなく、見守られる場所。
赤ちゃんと親が安心して来られたなら、
それが一番のお宮参りです。
子どもが大きくなったときのために
赤ちゃん自身は覚えていなくても、
- 写真
- 家族の話
を通して、
「生まれたとき、みんなで神様にお願いしたんだよ」
そう伝えられることが、
子どもの心の土台になります。
まとめ|お宮参りに「正解」は一つじゃない
- お宮参りは感謝と祈りの行事
- 日にちは目安でOK
- 雨や体調不良なら延期していい
- 神社はいつでも受け入れている
迷ったときは、
「赤ちゃんと親が安心できる日」
それが、あなたのお宮参りの正解です。
結びに
御祈願中泣いてしまわないか心配になると言う方もおられるかと思いますが、
全然ないても構いません。
それがお宮参りです。
でもほかの人の迷惑になるかもと心配の方は
御祈願前に、おっぱいを飲ませるように計画して
お子さんがすやすや寝ている間に御祈願されるのがいいかもしれません。
産まれて初めての神様にご挨拶
本当に幸せなことですね。

