〜いちばん夜が長く、光が生まれ直す日〜
「冬至(とうじ)」と聞くと、
かぼちゃや、ゆず湯を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも冬至は、ただ寒くなる日ではありません。
実は**昔から「特別な節目の日」**として、大切にされてきました。
今回は、冬至の意味や由来、昔の人の考え方、
そして現代に合った過ごし方まで、わかりやすく解説します。
冬至とはどんな日?
冬至とは、一年で最も昼が短く、夜が長い日のことです。
太陽の出ている時間がいちばん短くなり、
この日を境に、少しずつ昼の時間が長くなっていきます。
つまり冬至は、
太陽の力がいちばん弱まり、ここから再び強くなっていく日
「終わり」であり、「はじまり」でもある日なのです。
冬至の由来と意味(深掘り)
冬至の考え方のもとになっているのが、陰陽思想です。
- 夏至:陽(光)が極まる
- 冬至:陰(闇)が極まる
陰が極まると、そこから必ず陽が生まれる。
冬至は、目に見えないけれど、確実に光が生まれる瞬間と考えられてきました。
だからこそ昔の人は、
「ここから運が上向く」
「新しい流れが始まる」
と信じていたのです。
なぜ冬至にかぼちゃを食べるの?
冬至にかぼちゃを食べる風習には、理由があります。
かぼちゃは、
- 保存がきく
- 栄養価が高い
- 体を温める
冬を元気に越えるための、理にかなった食べ物でした。
また、「ん」のつく食べ物は
「運(うん)」を呼び込む縁起物とされ、
なんきん(かぼちゃ)は特に好まれました。
ゆず湯に入る意味
冬至にゆず湯に入るのも、昔からの知恵です。
- 血行促進
- 風邪予防
- 邪気払い
香りの強いゆずには、
身と心を清める力があると考えられてきました。
一年の疲れを洗い流し、
新しい流れを迎えるためのお風呂だったのです。
冬至のおすすめの過ごし方
現代の私たちにとって、冬至は
「立ち止まって整える日」に向いています。
- 一年を振り返る
- 無理に前向きにならない
- これから大切にしたいことを一つ決める
外は寒く、夜は長い。
だからこそ、内側に目を向けるのに最適な日です。
まとめ
冬至は、
闇の中で、すでに光が生まれている日。
目に見えなくても、
自然は確実に次へ進んでいます。
この冬至から皆さんにとって良い日々となりますように。


