七五三は、子どもの健やかな成長を祝い、これまでの無事に“ありがとう”を伝える大切な日です。
華やかな着物や写真撮影が注目されますが、本来の七五三の意味は「感謝」と「祈り」。
この記事では、神主としての視点から、七五三の由来やお参りの意味、子どもと一緒に心を育てる過ごし方をお伝えします。
七五三とは?本来の意味と由来
七五三(しちごさん)は、子どもの成長を祝う日本の伝統行事です。古くは平安時代から続く風習で、3歳・5歳・7歳という節目に、神さまへ「ここまで元気に育ちました」という感謝の気持ちを伝えるためにお参りをします。
地域によって風習はさまざまですが、共通しているのは「感謝」と「祈り」。七五三は、命のありがたさを感じる日本らしい行事です。
七五三のお参りには「ありがとう」が込められている
お参りは“お願いごと”をするだけでなく、“感謝”を伝える時間でもあります。
- 元気でいられること
- 家族で笑い合えること
- この日を迎えられたこと
当たり前のようで、実はとても尊いことです。七五三は、親から子へ“ありがとう”を伝える日でもあり、子どもが“生かされている”ことを感じる日でもあります。
子どもに「祈る意味」を伝えるには
お参りの前に「今日は神さまにありがとうを言いに行こうね」と伝えるだけで、子どもは自然と“祈る心”を持つようになります。
手を合わせる姿を親が見せることが、いちばんの教育です。「ありがとう」「これからも元気でいようね」そんな言葉が、子どもの心に優しく残ります。
神社での時間を“体験”として残す
ご祈祷が終わったあとは、境内を歩きながら季節の空気を感じてみましょう。
木々の香りや風の音、その静けさの中に「祈りの時間」があります。七五三は、写真だけでなく“心の体験”としても残してあげたい行事です。
まとめ:七五三は「命にありがとう」を伝える日
七五三は、子どもの成長を祈るだけでなく、「命にありがとう」を伝える日本の美しい習慣です。
忙しい日々の中でも、この日だけは立ち止まり、家族で心を合わせる──そんな時間を大切にしたいですね。


